eスポーツにおけるエンジニアの具体的な役割の1つが、ゲーム開発です。しかし、従来通りの方法でゲーム開発を行っていても、eスポーツに参入するのは難しいでしょう。
重要なポイントは、eスポーツを意識したゲームの開発を行うことです。
eスポーツは、オンライン環境を通じたバトルや駆け引きが中心になったゲームが多い傾向にあります。そのため、オンラインで楽しめるゲームを開発することは必須条件だといえます。
次に、バトルや駆け引きの要素です。eスポーツはプレイヤー同士の対戦が醍醐味であるため、バトル性や戦略性が必須です。この「バトルや駆け引きの内容をどのようなものにするか」という部分が、エンジニアの技術力が試される重要なポイントになります。
例えば銃を持って対戦する3Dゲームを開発するのであれば、高い技術が必要でしょう。カードゲームの場合は基本的に高い技術は必要ありませんが、eスポーツを意識した魅力的な演出を入れる場合は高い技術が求められます。
eスポーツにおけるエンジニアの仕事は、ゲーム開発だけではありません。
例えば動画投稿や配信が行えるサイトを運営するのも、エンジニアの重要な仕事です。エンジニアが安定したネットワークを提供できれば、eスポーツの映像をインターネットで生配信したい企業が食いついてきます。
またインターネットでの動画投稿や配信を行えるサイトをエンジニアが構築しておけば、eスポーツのゲームプレイヤーが利用してくれるようになります。ゲームプレイヤーが動画投稿や配信を行えばファンが注目するため、エンジニアが広告での収益を得られる可能性もあります。